クルーズ各社やユングフラウ鉄道も運休など決定
プリンセス・クルーズは3月12日から5月10日までの60日間について、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐことを目的に保有する18隻の客船の運航を自主的に停止する。また、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスも、ノルウェージャン・クルーズラインとオーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズ・クルーズの3ブランドについて、3月13日から4月11日までに出航するクルーズをすべて運航停止。
さらに、キュナードも4月11日までの運航を停止。同社によると、クルーズライン国際協会(CLIA)が米国内で30日間の運航停止を推奨したことを受けたものという。
このほか、スイスのユングフラウ鉄道グループも、スイス連邦政府の緊急措置を受けて、3月15日から4月30日まで観光・レジャー用路線と施設の営業を停止すると決定した。対象路線は下記の通り。
【運休となる観光用交通路線(2020年3月15日~4月30日予定)】
▪ヴェンゲルンアルプ鉄道
グリンデルワルト~クライネ・シャイデック間
ヴェンゲン~クライネ・シャイデック間
▪ユングフラウ鉄道
クライネ・シャイデック~ユングフラウヨッホ間
▪フィルストバーン
グリンデルワルト~フィルスト間
▪ハーダーバーン
インターラーケン~ハーダー・クルム間
【閉鎖となる観光・レジャー施設(2020年3月15日~4月30日予定)】
▪ユングフラウヨッホ トップ・オブ・ヨーロッパ(全施設)
▪フィルスト(ベルグハウス、全アトラクション)
▪ハーダー・クルム (全施設)
▪ユングフラウ スキーリージョン(スキーリフトを含むスキー場全施設)
▪上記運休路線沿線、および閉鎖施設内にあるレストラン (ユングフラウヨッホ、アイガーグレッチャー、クライネ・シャイデック、フィルスト、ハーダー・クルムなど)
※下記の生活路線は通常のダイヤで運行(ただし平常時より短い編成の可能性あり)
▪ベルナーオーバーラント鉄道
インターラーケン・オスト~グリンデルワルト間
インターラーケン・オスト~ラウターブルンネン間
▪ヴェンゲルンアルプ鉄道
ラウターブルンネン~ヴェンゲン間
▪ラウターブルンネン-ミューレン鉄道&空中ケーブル
ラウターブルンネン~グリュッチアルプ~ミューレン間