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宿泊業倒産、2月は5件、負債10億円以上が1件発生-TSR調査

  • 2020年3月10日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、今年2月の宿泊業の倒産件数は前年から3件減って5件となった。前年同月を下回るのは6ヵ月ぶり。一方、負債総額は負債10億円以上の倒産が1件発生して2.7%増の21億2800万円となり、2ヶ月ぶりに前年同月を上回った。

 負債額別では、負債1000万円以上5千万円未満が2件、1億円以上5億円未満が1件、5億円以上10億円未満が1件、10億円以上が1件。原因別で見ると「販売不振」が4件、「放漫経営(事業上の失敗)」が1件で、形態別では破産3件、特別清算2件であった。また、地区別では中部2件、関東・中国・九州が各1件となった。