オーストラリア シドニー郊外、ブルーマウンテンズ地区にて発生している「山火事」に伴う影響‐続報

  • 2019年12月3日

2019年11月30日(土)、シドニー郊外・ブルーマウンテンズ地区のRuined Castle(ルーインド・キャッスル)にて発生した山火事(ブッシュファイヤー)の現在の状況をお知らせいたします。

現地時間昨日12月02日(月)から山火事(ブッシュファイヤー)の状況は変わらず、シーニックワールドの休業、及び下記の展望ポイントが立ち入り禁止となっています。エコーポイントは未だオープンしているようですが、エコーポイントを除くと一般旅行者の訪れるほぼ全ての展望台が閉鎖されています。

■ 立ち入り禁止となっている展望ポイント

* ランドスライドルックアウト

* サイクロラマポイント

* マライタポイント

* イーグルホークルックアウト

* カトゥーンバフォールズ

* クリフビュールックアウト

* ハネムーンルックアウト

* ルーラカスケード

* オリンピアンアンドエリシアンロック

* サブライムポイント

* リンカーンロック(キングステーブルランド)

シドニー市内へは数日前より煙霧が周辺の山火事発生地区より流れこみ、大気質の悪化を招いています。

これらは主にブルーマウンテン地区奥地のバラゴラン湖(Lake Burragorang)付近で発生している大規模な山火事の煙霧が風に乗ってシドニーまで流れてきています。これにより、シドニー市内は焦げ臭いにおいが鼻につき、視界不良で遠方が霞んで見える状況が続いております。

この数日間シドニーの気温が下がり、その上空を暖かい空気が覆い、それが流れ込んだ煙霧を閉じ込めている状況が発生していることから、今後3日間はこのような大気質の悪化が続くとみられています。

環境局より心臓病または肺疾患のある人、高齢者、および子供は屋外での運動を避け、その他の人も長時間または激しい運動を減らすよう、警告が出されています。

シドニー市内は会社、商店、交通機関などは通常通り営業・運行されており、街中は普段と変わらないようです。元々マスクを装着する習慣がないこともあり、街中でマスクをしている人を見かけることはほとんどありません。

なお、シドニー空港もこの影響によるフライト発着の乱れはありません。

現在当該地域にご滞在中、また近日中に訪問予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。

★ 参考:

* シドニー近郊の山火事発生状況

 https://www.rfs.nsw.gov.au/fire-information/fires-near-me

* シドニー近郊交通規制状況

 https://www.livetraffic.com/desktop.html

* ブルーマウンテン・ガゼット

 https://www.bluemountainsgazette.com.au/

* ブルーマウンテン地区村議会

 https://www.bmcc.nsw.gov.au/

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会