カンタス、マイル交換専用フライト開始-初便は成田、A380で

  • 2019年5月14日

 カンタス航空(QF)は10月、マイレージプログラム「カンタス・フリークエントフライヤー」の会員向けに、ポイント利用専用のフライト「Points Plane」を初めて運航する。初便は10月21日発のメルボルン/成田便で、10月26日発の成田/メルボルン便も用意した。予約受付は5月16日に開始する。

 初便の10月21日発便はA380型機で、ファースト14席、ビジネス64席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー371席をすべて特典航空券用に提供する。交換に必要なポイント数は通常通り。機内では初便を記念した特別カクテルや機内食、パジャマなどを提供する。

 復路便はA330型機の運航だが、必ずしも26日発の便を利用する必要はなく、他のQF便やジェットスター便の座席を「ポイント・プラス・ペイ」で購入したり、日本航空(JL)やキャセイパシフィック航空(CX)便の特典用座席を予約することもできる。

 両フライトは臨時便ではなく、成田/メルボルン線のQF79/80便として運航するもの。通常はA330型機で運航しているが、QFによると同時期に一時的な需要増が見込まれることからA380型機での運航と片道の「Points Plane」化を決定した。

 なお、QFによると日本はカンタス・フリークエントフライヤー会員のなかでも人気のデスティネーションであるほか、qantas.comでの検索ランキングでも上位5位に入っているという。