JTBは12月13日、各種スペースのレンタルを仲介するプラットフォーム運営会社のスペースマーケットと、資本業務提携に向けた基本合意に達したと発表した。12月28日に提携契約を締結する予定。株式取得などに関する詳細は明らかにしていない。

　JTBによれば提携の主な目的は、法人営業におけるMICE領域の強化。スペースマーケットが取り扱う1万件超のレンタルスペースを活用し、よりユニークな空間でイベントや会議などを開催したいと考える顧客のニーズに応えるとしている。地方の遊休スペースの利活用促進にも取り組むという。

　なお、スペースマーケットは宿泊のための客室も取り扱っており、来年1月に設立される民泊推進のための新団体「住宅宿泊協会」への参加が決定している。