HIS、新たなホテル会社を12月に設立、三重で宿泊施設保有
エイチ・アイ・エス(HIS)の連結子会社であるH.I.S.ホテルホールディングス(HHH)は11月22日、12月に住友林業と共同で新会社「アクアイグニス多気ホテルアセット」を設立すると発表した。新会社は、三重県多気町で2020年に開業予定の滞在型複合施設「アクアイグニス多気」において、ホテル・旅籠・ヴィラの3種の宿泊施設を保有するためのもので、HISによれば、追って宿泊施設を運営するための別会社を設立する予定。
アクアイグニス多気ホテルアセットの本社は東京の新宿に置き、HHH取締役の清水学氏が代表取締役社長を務める。資本金は3億2500万円で、現在の出資比率はHHH・住友林業ともに50%。設立後には段階的な増資を実施してHHHの特定子会社となる予定で、最終の資本金と資本準備金の合計額は67億8000万円に上るという。