旅工房、2Qは増収、各利益が黒字に-通期予想を上方修正
旅工房は11月9日、2019年3月期第2四半期(18年4月1日~9月30日)の連結業績を発表した。売上高は前年比25.3%増の145億3500万円で、各利益はいずれも赤字から黒字に転じ、営業利益は1億8800万円(前年度の損失:200万円)、経常利益は1億8900万円(同:1900万円)、当期純利益は1億1700万円(同:1100万円)。なお、売上原価は26.5%増の126億8956万円で、売上総利益は17.6%増の18億4626万円、販管費は5.4%増の16億5803万円だった。営業利益率は1.3%。
同社によると個人旅行については、オンライン予約システムの機能強化により韓国や台湾などアジアへの送客数が大きく伸長。欧州も好調を継続したほか、専門の部署を設置して販売を強化したオセアニアも寄与した。法人旅行も業務渡航や団体旅行、MICE案件の受注が順調。営業利益については、生産性向上に対する継続的な取り組みや経費の効率的使用、経常経費の削減により想定を上回ったという。
同社は今回の業績を踏まえて、通期の連結業績予想を上方修正。売上高については前回予想の289億6000万円を据え置いたものの、営業利益は90.2%増の2億400万円、経常利益は101.6%増の2億100万円、当期純利益は92.1%増の1億2100万円に変更している。