関西エアポートによると、関西国際空港（関空）の2018年8月の輸送実績（速報値）で、国際線の旅客数は前年比7％増の212万240人となり、単月の最高記録を更新した。旅客数のうち日本人は14％増の79万7220人。外国人は3％増の130万6460人で、8月として過去最高となった。通過客は9％増の1万6560人だった。旅客便の発着回数は7％増の1万1156回で、7月に続き単月として過去最高を記録した。

　国内線の旅客数は9％減の63万5062人、旅客便の発着回数は9％減の4037回。国際線と国内線を合わせた総旅客数は3％増の275万5302人で単月として過去最高を記録した。旅客便の総発着回数は3％増の1万5193回だった。

　大阪国際空港（伊丹）の8月の国内線旅客数は5％増の156万9075人。なお、国内線旅客数には今年の4月から幼児旅客数を加えており、幼児旅客数を含まない場合の前年比は3％増となる。旅客便の発着回数は前年並みの1万2087回だった。

　神戸空港の8月の国内線旅客数は2％増の30万1889人で、単月として過去最高を記録。旅客便の発着回数は前年並みの1822回だった。