楽天トラベル、サイト刷新を延期-決済手数料などの変更も
楽天は、年内の実施を予定していた楽天トラベルのウェブサイトのリニューアルを延期する。同社は今年1月、海外の宿泊と航空券の予約ページを5月頃に、その他の国内宿泊などの予約ページを9月頃に、それぞれ大きく刷新する計画を発表していたが、海外は年内、国内は19年以降にそれぞれ延期する。検索・予約方法の簡易化、ビッグデータを活用した旅行者と宿泊施設のマッチング精度の向上、宿泊施設の客室と食事などを別々に販売する「オプション販売方式」の導入などを予定していた。
同社によれば、利便性の高いシステムに変更するための検討を宿泊施設などと進めるなかで、想定していたよりも多くの改善案が出たため、適切にリニューアルするためはさらに時間を要すると判断したという。宿泊施設には延期する旨を順次説明しているところで、刷新の時期については決まり次第発表する。
なお、ウェブサイトの刷新に伴い、9月1日から宿泊施設が支払う決済手数料を一律2.0%に変更し、決済処理サービス料については無料にする予定だったが、同じく延期を決定。来年4月に予定していた、宿泊施設の変更時期は現時点では未定という。
※訂正案内(編集部 2018年5月21日09時05分)
訂正箇所:第3段落第1文
誤:…決済手数料を一律0.2%に変更し…
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正:…決済手数料を一律2.0%に変更し…
お詫びして訂正いたします