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Expedia×エフネス、協業で旅行会社を支え、業界の飛躍に貢献[PR]

世界でも無二のパートナーシップ
オンライン化と協業がカギ

 旅行会社として世界最大の売上高を誇るエクスペディア・グループ。「Expedia」ブランドに加え、テレビCMなどでもおなじみのTrivagoやHotels.com、民泊分野のHomeAwayなど幅広い事業を展開しているが、そのうちの一つがExpedia Affiliate Network(EAN)だ。EANはグループが持つ豊富なホテル在庫を他社が販売することを可能にするもので、日本でもOTAなどのほか、エフネスが運営する旅行会社向けのホテル予約ツール「Rikisha Easy REZ」もEANのデータによって成り立っている。協業の開始から7年、ホテル以外を含めた取引も増している両社の代表者が、これまでの取り組みや好況に沸くインバウンドの未来について熱く語った。

対談者
マイケル・ダイクス氏
- エクスペディアホールディングス代表取締役
岡田直樹氏
- エフネス代表取締役
(以下敬称略)

-両社の関係はどのようなものですか

岡田 最初はエクスペディアのホテル在庫を供給してもらい、オンライン宿泊予約システムの「Rikisha Easy REZ」で従来型の旅行会社様に販売するところからスタートしました。のちに当社のサービスをエクスペディア側にも提供する相互的な関係となり、年々取引が増えています。

ダイクス エクスペディアにはB2B専門の事業部としてEANがあります。EANにとってRikishaはホテルの需要先として重要なパートナー。Easy REZがローンチした2011年からのお付き合いで、一緒に販売拡大の努力をしてきました。このように1つの会社と1対1でタッグを組んで事業展開するのは稀です。海外のOTAではパートナーの一部になっているケースはありますが、オフラインの旅行会社ではエフネスだけです。


-パートナーシップでめざす目標は

ダイクス 実は今年、当社はエクスペディア・インクからエクスペディア・グループにリブランディングしました。その時、企業理念を大きく変えていて、旅行業界全体を支えるプラットホームになると宣言しました。自分たちの利益を追求するだけでなく、第3の旅行会社と協力関係を築いたり、大手ホテルチェーンに技術供給をしたりするなど、OTAから「OTP(オンライン・トラベル・プラットフォーム)」になる覚悟をしたのです。そうした意味で、日本国内ではエフネスのようなパートナーシップを非常に重要視しています。

岡田 実は当社も世界に通用する旅行業界のBPOカンパニーをめざす覚悟をしました。システムや技術がどんどん変わっていくなかで旅行会社様に先行してソリューションをご用意しておき、必要とされる時に差し出せるようにしていきたい。つまりエクスペディア・グループの理念と似ていて、旅行会社様の下支えをしていければと考えています。


-そうした理念を実現するに当たり、自社の強みはどこにあると思われますか

ダイクス 当社はまず、宿泊施設において世界最大の取り扱いがあり、グループとしての送客力にパワーがあること。また総合旅行会社として航空券やレンタカー、パッケージツアーも販売しています。

 ただ、当社はIT企業が旅行ビジネスをしていると自負しており、なによりも誇れるのは技術力です。2017年は約1500億円をIT投資しました。数年前はモバイル対応に注力していましたし、今はAIとともにスマートスピーカーへの対応を進めており、常に時代の先を読んだ開発に力を注いでいます。

岡田 当社は30年以上旅行業界でB2B事業してきており、お客様である旅行会社で働く皆様の目線が備わっていることが強みです。そのためEasy REZのリニューアルでも皆様のご要望を多く反映しました。リクエストの多かった仮予約や後払いを可能にし、5月からはヘルプデスクを365日・24時間体制にすることで、よりサポート体制を強化しています。