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旅工房、通期業績予想を修正、売上微減も利益は上方に

  • 2018年5月8日

 旅工房は5月8日、昨年の11月に発表した2018年3月期(17年4月1日~18年3月31日)の通期業績予想を修正した。売上高は前回予想比1.2%減の242億5700万円、営業利益は95.1%増の8100万円、経常利益は208.3%増の6900万円、当期純利益は118.4%増の3900万円。

 なお、前年度実績比ではそれぞれ7.7%増、74.1%減、77.0%減、79.7%減となる見込み。同社は昨年11月の第2四半期業績発表時に、売上高については足元の予約獲得の順調を受けて引き上げた一方、人員増強や広告展開、販管費の増加などから各利益を約9割減に引き下げている。

 今回の修正では、売上高は北朝鮮情勢によるグアムへの渡航者減少などの影響により前回予想を下回る見込み。一方で想定以上の円高により外貨建て仕入で売上原価が減少したことなどにより、営業利益は予想の2倍近くに。経常利益は為替差益の発生もあり3倍超に引きあげた。純利益も特別損失として一部店舗の減損損失を計上したものの、倍以上の増加を見込む。