ウズベキスタン航空が今年もチャーター便、旅行9社がツアー
ウズベキスタン共和国大使館によれば、今年も旅行会社9社が共同で、ウズベキスタン航空(HY)のチャーター便による同国へのツアーを催行する。2015年の両国首脳会談を受けて16年から日本旅行業協会(JATA)などの協力のもと実施しているもの。
今年は4月、5月、8月、9月、10月に成田、中部、関空、福岡から11往復のチャーター便を運航。JTB、エイチ・アイ・エス(HIS)、阪急交通社、近畿日本ツーリスト、日本旅行、読売旅行、農協観光、西鉄旅行、ワールド航空サービスの9社が商品を造成する。16年は4往復、17年は10往復を運航している。
使用機材はビジネスクラス13席、エコノミークラス227席、全240席のB767型機。ルートは日本発サマルカンド行とタシケント発日本行きで、各社が6泊8日のツアーを販売する。成田発は4往復、中部発は2往復、関空発は3往復、福岡発は2往復。
初便は4月6日の成田発便で、同大使館によれば満席となった。今年は2月10日から日本人の30日間以内の滞在に対してビザ取得を免除していることなどもあり、5月までの4往復についてはほぼ満席に近い予約状況。好調を受け、さらにチャーター便を2往復追加することも検討しているという。
同大使館によれば16年にウズベキスタンを訪問した日本人は約7000人で、17年は約9500人。チャーター便によるツアーは今後も継続し、19年には日本人訪問者数を1万5000人程度に増やしたいという。19年は新千歳や広島などからも運航し、20往復をめざす考え。