関空、4月の国際線旅客数は8.3%増、外国人は過去最高

  • 2017年5月28日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2017年4月の輸送実績(速報値)で、国際線の旅客数は前年比8.3%増の172万1158人となり、4月の最高記録を更新した。このうち日本人旅客数は0.3%増の42万6700人。外国人旅客数は11.4%増の128万2330人となり、開港以来過去最高を記録した。これにより、出国者数に占める外国人旅客数の割合は74.5%となった。通過客は0.1%減の1万2128人。旅客便の発着回数は2.2%増の9622回となり、過去最高を記録した。

 旅客数や便数の増加は韓国線と香港線の増便などによるもの。韓国線はアシアナ航空(OZ)、大韓航空(KE)、エアプサン(BX)、チェジュ航空(7C)の増便により29便、香港線は香港航空(HX)の増便で12便増加した。

 国際線と国内線を合わせた総旅客数は7.0%増の224万6025人、総発着回数は2.0%増の1万3403回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。