関空、16年の国際線旅客は15.4%増、日本人がプラスに

  • 2017年1月25日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2016年の累計輸送実績(速報値)で、国際線旅客数は前年比15.4%増の1875万6086人となった。5年連続で前年を上回り、最高記録を更新した。

 このうち日本人旅客数は5.0%増の637万6888人で、4年ぶりに前年を上回った。外国人旅客数は21.5%増の1216万6984万人となり、開港以来初めて1200万人を上回った。通過客は29.4%増の21万2214人だった。なお、国際線・国内線の旅客数の合計は8.7%増の2523万2279人で、5年連続で前年を上回り、開港以来初めて2500万人を超えた。

 国際線旅客便の発着回数は17.6%増の11万3719回。5年連続で増加し、年間として過去最高となった。

 なお、12月単月の国際線旅客数は9.7%増の155万5278人。このうち日本人は6.2%増の53万7590人、外国人は11.6%増の99万8260人、通過客は14.3%増の1万9428人だった。国際線・国内線の旅客数の合計は7.0%増の206万1846人だった。国内線については別途記載(下記関連記事)。