観光庁、読売とタビックスに業務停止14日間、事前発表通り
観光庁は12月8日、貸切バスを利用したツアーに関して旅行業法違反があったとして、読売旅行とタビックスジャパンに行政処分を実施した。読売旅行については、対象となるツアーを取り扱った山口営業所と高岡営業所における旅行業務を、12月10日から23日まで14日間停止。タビックスジャパンについても郡山支店における旅行業務を同期間停止する。8日に開催した聴聞を踏まえたもので、いずれも事前の発表通りの処分となった。
理由はともに、貸切バスの「下限割れ運賃」に関するもの。読売旅行は昨年3月に実施した山口発の貸切バスツアーと、昨年12月に実施した黒部発の貸切バスツアーで、それぞれ下限割れ運賃でバスを貸切にした。タビックスジャパンも昨年12月に実施した西白河郡発の貸切バスツアーで、下限割れ運賃でバスを貸切にしたことが明らかになった。