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プミポン国王死去で服喪、タイ観光は平常通りも服装など配慮を

  • 2016年10月15日

 タイ国政府観光庁(TAT)は、タイ国王が10月13日に死去したことを受けて現在の現地の様子や注意点などを公表している。現地の観光は基本的に平常通りといい、TATではタイへの訪問を予定している旅行者に対して通常の旅程の継続を要請。その上で、服装の配慮などについて注意喚起している。詳細は下記の通り。

・現地では国を挙げた服喪期間となっており、多くのタイ国民が黒または白の衣服を着用している。強制されるものではないが、可能であれば外出時には暗めの色の礼節ある衣服を着用することが推奨される

・不謹慎な言動は慎む

・観光アトラクションは平常通り。ただし、ワット・プラケーオ(エメラルド寺院)及び王宮は国葬が執りおこなわれるため入場観光不可

・バーやナイトクラブなどの娯楽施設は、政府から営業を自制するよう協力を要請されている。最終的な判断は店舗ごとになされる

・伝統行事や文化行事の多くは予定通り実施されるが、慶事などはプミポン国王を偲ぶのに適切な内容に変更される可能性あり

・交通機関、銀行、病院、その他の公共サービスはすべて平常通り利用可能

・各関連機関が、旅行やタイ国王の生活が円滑に進むことを担保するため、タイ全土で安全基準の引き上げを実施している

・その他、不明点の問い合わせはTATが受け付けている。タイ国内からは「1672」でコールセンターにつながる