旅行業女性の会、JATAと第6回勉強会、吉永みち子氏が講演
日本旅行業女性の会(JWTC)によると、JWTCと日本旅行業協会(JATA)は5月25日、ノンフィクション作家の吉永みち子氏を講師に招いて勉強会を共催した。演題は「だから私は旅に出る」で、62名が参加した。
JWTCとJATAは2013年から勉強会を開催。これまでの5回は菊間潤吾氏や田川博己氏ら旅行経営者の講演を設定してきていたが、今年は旅行業界として「アウトバウンド復活の年」を目標としているとの認識のもと、原点である「旅に出ること」を見直すきっかけとなることを意図したという。
吉永氏は、もともと旅好きで実は添乗員を志望していたことを説明した上で、プルーストやスタインベック、ゲーテ、あるいはスティーブ・ジョブズといった著名人の言葉を紹介。そして、視点が動き変化するという意味で「旅は巨大なブランコ」とのアイディアも披露。また、都バスの1日乗車券で都内を巡った経験にも触れ、「旅心」があれば予算の大小に関係なく楽しめるとも語ったという。