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日本航空とチャイナエアライン、燃油サーチャージ引き下げ

  • 2015年10月26日

 日本航空(JL)とチャイナエアライン(CI)はこのほど、12月1日から2016年1月31日までの発券分について、燃油サーチャージを引き下げると発表した。8月から9月までのシンガポールケロシン市況価格の平均が1バレルあたり約57.92米ドルだったことを受けたもの。JLは、最も設定額の低い韓国・極東ロシア区間を現行の片道500円から300円に、最も高い北米・欧州・中東・オセアニア区間を1万500円から7000円に変更する。

 一方、CIは燃油サーチャージの一部を引き下げ、石垣/台湾区間を400円から100円、成田/ホノルル区間を5000円から1500円とした。なお、航空保険・保安非超過負担料については引き続き、香港発着路線とマンダリン航空(AE)を除いて片道300円を徴収する。

 燃油サーチャージの詳細は下記の通り。

▽JL、燃油サーチャージ
(区間:改定後/現行)
韓国・極東ロシア:300円/500円
中国・台湾・香港:1500円/2500円
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム:2000円/3000円
タイ・シンガポール・マレーシア:3000円/4500円
インドネシア・インド・スリランカ・ハワイ:4000円/6000円
北米・欧州・中東・オセアニア:7000円/1万500円

▽CI、改定分燃油サーチャージ
(区間:改定後/現行)
新千歳、成田、羽田、静岡、中部、富山、関空/台湾:500円/2000円
広島、高松、福岡、宮崎、鹿児島/台湾:400円/1600円
那覇/台湾:300円/1000円
石垣/台湾:100円/400円
成田/ホノルル:1500円/5000円

▽AE、燃油サーチャージ
(区間:改定後/現行)
那覇/台湾:600円/1300円