ボーイング、B787の導入支援で全日空と提携、整備など協力
ボーイング社はこのほど、B787型機の航空会社への導入支援について、ローンチカスタマーである全日空(NH)と提携した。同型機を初めて導入する航空会社に対し、既に40機を使用しているNHが有する導入面や整備面のノウハウを提供する。ボーイング社がこのような提携を航空会社とおこなうのは初めてで、同社は「NHの豊富な経験と専門性を高く評価している」とコメントしている。
導入支援は、ボーイング社が全機材を対象に提供しているエンジニアリングおよびメンテナンスのサービスプログラム「ゴールドケア」の加入航空会社に対して実施。B787型機の導入期間中に、NHとボーイング社が整備面などで監督を協力するという。
ボーイング社は同型機について、7月末の時点で世界の航空会社60社から計1095機を受注。304機を納入している。