カンタス、東京/豪州間2路線に就航、座席数大幅増

  • 2015年8月4日

羽田/シドニー線就航セレモニーの様子  カンタス航空(QF)は8月1日、羽田/シドニー線と成田/ブリスベン線に就航した。QFによると、初便の搭乗率はいずれも好調だったという。羽田/シドニー線はビジネスクラス58席、プレミアムエコノミークラス36席、エコノミークラス270席の計364席のボーイングB747-400型機を使用。一方、成田/ブリスベン線はビジネスクラス28席、エコノミークラス269席の計297席のエアバスA330-300型機を使用する。両路線とも1日1便で運航する。

 就航にともない、QF国際線部門担当CEOのギャレス・エバンズ氏は「オーストラリアへの輸送能力がほぼ倍増することで、日本での存在を示す新たな時代の幕開けとなった」とコメント。羽田/シドニー線については、首都圏からのアクセスの良さなどから「今回の運航拡大は大変な歓迎を受けている」と説明。成田/ブリスベン線については、ジェットスター・ジャパン(GK)の運航便との接続を生かして、日本各地からオーストラリアの各地域を訪れやすくなることを強調した。運航スケジュールは下記の通り。

▽QF、新路線運航スケジュール(8月1日~)
・羽田/シドニー線(デイリー)
HND 22時00分発/SYD 08時30分着
SYD 20時40分発/HND 05時30分着※翌日

・成田/ブリスベン線(デイリー)
NRT 20時55分発/BNE 07時15分着※翌日
BNE 11時15分発/NRT 19時25分着