ルフトハンザグループ、欧州内エコノミーで新運賃、3種の料金に

  • 2015年8月2日

 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、オーストリア航空(OS)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)の3社は、2015年夏から欧州内路線のエコノミークラスについて新たな料金体系を導入する。各予約クラスに3タイプの料金オプション「エコノミークラシック」「エコノミーフレックス」「エコノミーライト」を設定。サービスの種類、予約変更や払い戻しの条件などを、これら3タイプから選べるようにする。

「エコノミークラシック」は、従来のエコノミークラスを予約する際に含まれていたすべてのサービスを網羅するもの。「エコノミーフレックス」は予約変更を無料で、払い戻しを有料で受け付け、旅行計画の変更に対応する。「エコノミーライト」は最も基本的な設定で、事前の座席指定や手荷物の受託などは有料とする。

 3社ともに、機内持込手荷物や軽食などは引き続き料金に含み、マイレージの加算もこれまで通りおこなう。なお、フリークエントフライヤープログラムの上級会員やスターアライアンスのゴールド会員であっても、ビジネスクラスラウンジの利用は3タイプともに有料となる。

 LHとOSは新たな料金体系を7月28日発券分から導入。対象は10月1日旅行開始分からとする。 なお、LXは6月から新たな料金体系での販売を開始している。