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国交省、タイ航空会社の増便やチャーターの認可、6月以降も継続

  • 2015年5月28日

 国土交通省は、タイ国籍の航空会社の増便やチャーターについて、5月末までと限定していた認可を期限を設けずに延長する。5月27日、日本とタイの航空当局間で合意した。

 同省では国際民間航空機関(ICAO)がタイ国政府間と安全上の課題について協議していることを受け、タイ国籍の航空会社の新規就航の認可を中止しているところ。すでに就航している航空会社の増便やチャーターについては、タイ側と連携し安全性を確認した上で、就航実績がある路線、機材で運航する場合に限り、5月末までは認可するとしていた。今回、認可の期限をなくしたことで、夏休みの増便やチャーターなども可能になった。

 一方、タイ航空会社の新規乗り入れや、すでに就航している航空会社を含む新路線の就航、新機材の利用は引き続き認可を保留する。国土交通省航空局によると、現在タイの航空当局がICAOと安全上の課題の改善について調整を続けており、今後経緯を見ながら対応していくとした。