JATA、韓国・江原道と協働、地方送客モデル確立へ

  • 2015年3月22日

 日本旅行業協会(JATA)と「日韓国交正常化50周年プロジェクト」のメンバー企業は3月13日から15日までの3日間、韓国北東部の江原道を訪問し、JATA・江原道・韓国観光公社(KTO)の3者による業務協約書を締結した。JATAは訪韓日本人旅行者の地方への送客に注力しているところ。3月18日の定例会見で事務局長の越智良典氏は、海外の行政区単位とJATAの協働が非常に珍しいケースであることを説明した上で、「地方の商品を造って販売するモデルパターンを作りたい」と意欲を示した。

 協約書に基づき、JATA加盟会社は江原道の観光商品の開発に取り組み、江原道とKTOは情報提供などの送客支援をおこなう。JATAはプロジェクトを通して、韓国へ5000人を送客することを目標に掲げているが、越智氏は目標の半分にあたる2500人を江原道に送客したい考えを示した。

 江原道は、スキーリゾートなどがあり、2018年冬期オリンピックが開催される平昌などがあることで知られる。このほか江原道からは、観光コンテンツとして6月16日から23日にかけて開催される「江陵端午祭」や、10月に予定する「襄陽マツタケ祭」などが提案されたという。今回の訪問で日本からの一行は、襄陽国際空港や雪岳山国立公園などの視察もおこなった。