シンガポール航空、プレエコの予約受付開始、8月9日運航開始
シンガポール航空(SQ)は2月3日、プレミアムエコノミークラスの予約受付を開始した。プレミアムエコノミーの座席は、8月9日予定のシンガポール/シドニー線特別運航から利用可能。今後は、受納予定のエアバスA350型機のほか、A380型機、ボーイングB777-300ER型機にも搭載していく。
先行導入する機材の数は、A350型機が20機、A380型機とB777-300ER型機が19機ずつ。2015年後半から2016年初めまでの期間に東京やロサンゼルス、デリー、ムンバイ、シドニー、オークランド、ロンドン、パリ、チューリッヒ、フランクフルト、ニューヨークなどの路線に投入していくという。東京は、12月1日にロサンゼルス/成田/シンガポール線での飛来を予定している。
なお、SQのプレミアムエコノミーは座席幅が18.5インチから19.5インチで、13.3インチの個人用モニターやノイズキャンセリングヘッドホン、レッグレスト、フットレスト、電源、USBポート、読書灯、カクテルテーブルなどを装備。ペットボトルや携帯電話、ノートパソコンなどを収納可能なスペースも設けている。
また、プレミアムエコノミー利用の旅客に対しては機内食もエコノミーと区別し、地上でも優先チェックイン、優先手荷物取り扱い、受託手荷物の許容量引き上げをおこなう。機内食は3種類の基本メニューから選択可能であるほか、メニュー指定の事前受付も4月から開始する。