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ジェットスターJ、関空/香港就航へ、初国際線-記念運賃599円

  • 2014年12月3日

発表会には桐谷美玲さんも駆けつけた ジェットスター・ジャパン(GK)は2015年2月28日、関空/香港線を開設する計画だ。GKが国際線を運航するのは2012年7月の就航以来初めて。週3便の予定で、段階的な増便も検討する。GK代表取締役社長の鈴木みゆき氏が12月3日の「冬季-春季に向けた事業戦略発表会」で就航を発表した。開設により機材の稼働率向上と単価の引き下げ、それによる黒字化への貢献に期待する。

 関空/香港線を最初の国際線として選択した理由について鈴木氏は、潜在需要がまだ大きく残っていると分析。関空/香港線におけるアウトバウンドとインバウンドの比率は、具体的な目標は設定していないもののほぼ5割ずつを想定していると語った。

 また、日本/香港間では他のLCCを含めて競争が激化しているが、日本市場ではLCCがまだ根付くまでには至っていないとの認識のもと、「他のLCCとともに、LCCの低運賃を利用してより多くのお客様に海外旅行を体験していただきたい」考えだ。

 運賃は、片道5990円からとし、燃油サーチャージを2200円で徴収する予定。12月3日に販売を開始しており、12月8日10時までの記念セールとして片道599円の運賃も設定している。また、販売促進策では、ブランドアンバサダーとして起用している桐谷美玲さんのテレビCMを12月15日から関西地域で放映する。

 なお、今後の国際線の展開については、決定した事項は何もないものの需要を注視して検討していく方針。成田からの国際線就航も「(将来的には)是非したい」という。