日本旅行、来年は創業110周年で「HAPPYがえし」、記念企画実施へ

  • 2014年12月1日

 日本旅行は2015年11月に創業110周年を迎えることから、来年は「HAPPYがえし」と銘打ち、消費者や関係者に感謝の意を示す各種イベントやキャンペーンを実施する。同社は1905年に滋賀県草津市で創業。高野山詣でや伊勢神宮参拝などの取り扱いから事業を開始している。

 消費者向けには創業期の事業にちなみ、善光寺の御開帳やJRのデスティネーションキャンペーンに関連した各種商品・企画を予定。国内旅行の「赤い風船」や、海外旅行の「マッハ」「ベストエクセレント」「ベストツアー」でも記念商品を販売する。

 そのほか、フォトコンテスト「人生をHAPPYにする110の絶景」を実施。旅行先の風景写真を公募し、海外部門55点と国内部門55点の計110点の入賞作品を選定し、入賞者には海外旅行や国内旅行、旅行券などの賞品を贈呈する。応募要項や入賞作品の発表は同社ウェブサイトでおこなう予定。優秀作品は同社の旅行パンフレットやウェブサイトなどに掲載する。

 また、観光を通じた地域活性化をめざし、地域の特色ある観光資源を着地型旅行商品として開発し、市場に積極的に提供。スポーツツーリズムにも注力し、地域と連携した旅行イベント企画などを実施する。

 1987年以来、約四半世紀にわたりサマーキャンプやスキー体験などを企画してきた「トムソーヤクラブ」では、新たに語学体験を通じて日本文化を英語で伝えるプログラムなどを展開する。また、国際協力ボランティア団体との協働により、グローバル人材の育成事業にも取り組むという。

 それぞれの取り組みの詳細については後日発表する予定だ。このほかにも同社では、さまざまな企画や取り組みを実施するという。

訂正案内(編集部 2014年12月2日08時45分)
・訂正箇所:タイトル
誤:創業100周年で

正:創業110周年で
お詫びし訂正いたします