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シルクエアー、日本に初就航、那覇に相互チャーター12本

  • 2014年9月11日

MI、B737型機イメージ(Boeing Photo) シンガポール航空(SQ)の子会社でリージョナル路線を運航するシルクエアー(MI)は9月9日、那覇/シンガポール間でチャーター便の運航を開始した。MIが日本に飛来するのはこれが初めて。2015年1月までに12本のチャーター便を計画している。

 チャーターは双方向の設定で、日本発は沖縄ツーリストとジャンボツアーズが販売。シンガポール発については現地旅行会社が担当するという。使用機材はボーイングB737-800型機で、ビジネスとエコノミーの2クラスで合計161席を販売する。

 SQによると、今回のチャーターはMIの事業拡大方針と旅行会社側のニーズが合致したもの。もともとSQが同区間のチャーターを運航した実績もあるものの、エアバスA330型機を使用したため座席が余りがちであったという。これに対して今回は、MIが今年2月から導入を開始したB737-800型機を使用するため安定した運航が可能となる。

 MIが今後日本へチャーターや定期便を就航する計画は現時点でないものの、SQ日本支社広報部では、販売状況などを踏まえて可能性を検討していく方針を示した。