ミュゼトラベルはこのほど、沖縄ツーリストの本土地区事業およびその他の付随事業を承継することを明らかにした。ミュゼトラベルによれば両社は9月9日に沖縄で発表会見をおこない、今後の事業展開や組織体制などの詳細について発表する予定。既に8月28日の官報には吸収分割公告が掲載されており、1ヶ月以内に債権者から異議がなければ登記手続きに入る。9月1日時点でミュゼトラベルへの異議申述は無いという。

　沖縄ツーリストは、本土地区に東京・仙台・名古屋・大阪・福岡など9つの支店をもつほか、札幌市には関連企業として「北海道ツアーズ」を有する。創立は1958年で資本金は5500万円。2013年度の総取扱高は349億円。

　一方のミュゼトラベルは、女性向け脱毛サロン「ミュゼプラチナム」などを全国展開するジングループの子会社。設立は1987年で、今年3月時点の資本金は1億3040万円。東京本社に加え郡山にも支店を持つ。