羽田、国際線ターミナルに「はねだ日本橋」などオープン、和をアピール

  • 2014年9月1日

「はねだ日本橋」の渡り初めをおこなう羽田小学校の児童たち 東京国際空港ターミナル(TIAT)は8月28日、羽田空港の国際線旅客ターミナルに商業施設内連絡通路の「はねだ日本橋」、和食材などを販売する店舗を集めた「おこのみ横丁」などの新施設をオープンした。現在進めているターミナル拡張に伴うもので、江戸時代を意識した和の空間で訪日外国人旅行者などにアピールする。

 新たに供用を開始したのは「はねだ日本橋」と「おこのみ横丁」に加え、休憩エリアおよびイベントスペースの「お祭り広場」、航空関連資料の展示などをおこなう「TIAT Sky Road」、多目的ホールの「TIAT SKY HALL」。「おこのみ横丁」には「根津とうふ屋須田」「日本橋だし場」など和の食品を販売する6店が入店する。そのほかには物販の「SKY MARKET」などもオープンした。

和食材などを販売する「おこのみ横丁」 28日午前には「はねだ日本橋」の渡り初めを実施し、東京国際空港ターミナル代表取締役社長の櫻井正志氏、大田区長の松原忠義氏、国土交通省東京国際空港長の植木憲司氏、日本空港ビルデング代表取締役社長の鷹城勲氏などが参列。関係者や羽田神宮宮司、羽田小学校の児童などとともに橋を渡り、完成を祝った。

 なお、今回の拡張事業ではこのほか、9月12日に飲食店3店舗、9月末に「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」のオープンを予定している。