バニラエア、国際線強化、香港・高雄に就航へ-夏予約好調
バニラエア(JW)は冬ダイヤで、成田/香港線と成田/高雄線の開設を計画している。8月7日に開催した冬ダイヤ販売戦略説明会でJW代表取締役社長の石井知祥氏が明らかにした。石井氏によると現在の国際線と国内線の提供座席比率は4対6だが、年度末までに6対4に高めていく方針だ。
両路線ともに今後申請予定だが、まずは昼間の香港線に11月初めから週3便で就航。高雄線は来年2月初めからデイリー運航する。香港も年明けにはデイリー化した上で年度内には夜便を追加して1日2便とし、機材効率を引き上げる。
石井氏は、JWの路線展開について「国内も可能性のあるところはこれからも検討をしていくが、当面は国際線の比重を高めていく」と説明。来年度以降も「新しいデスティネーションを含めてしっかりとやっていきたい」と語った。
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