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全日空、国際線用B787-9の仕様決定-全215席で欧州などに

  • 2014年7月31日

 全日空(NH)はこのほど、2014年度末に受領予定の国際線用ボーイングB787-9型機のコンフィギュレーションを、ビジネスクラス48席、プレミアムエコノミークラス21席、エコノミークラス146席の全215席にすると発表した。

 ビジネスクラスでは、現在国際線のB777-300ER型機などで採用しているスタッガードシート配列を採用する。具体的な投入の時期や路線、シートプロダクトなどの詳細については追って発表するが、欧米などの長距離路線などで使用する見込み。

 NHは7月27日、日本の航空会社では初めてB787-9型機を受領しており、8月7日の羽田発福岡行きNH241便から使用を開始する。B787-9型機の定期便での使用は世界初。今後は、国内線用機材については約400席の規模を活かし、主要路線中心に投入するという。

 B787-9型機はB787-8型機よりも高い燃費性能を有し、かつ約1.2倍の座席と貨物を搭載できる最新鋭機。NHでは2014年度内に、受領済みの初号機を含めて計3機のB787-9型機を受領する。