ロンドン上空を飛行するBAの航空機 　ブリティッシュ・エアウェイズ（BA）はこのほど、同社のパイロットが180以上の路線の中から選んだ「上空からの絶景トップ10」を発表した。BAでは「コックピットからは数々の壮大な景色を一望できるが、多くの場合は搭乗客も楽しむことができる」として、搭乗客が目的地に到着する前から“観光”を始めることを奨めている。

　ランキングは以下の通り。1位のオーロラについては、北米へ向かうほぼ全ての長距離フライトにおいて、搭乗の3、4時間後に見られるという。日本路線からは10位に富士山がランクインした。

1. 北極光（オーロラ）
2. ロンドン中心部
3. モンブラン山
4. シドニー・ハーバー
5. ゴールデン・ゲート・ブリッジ、アルカトラズ島
6. グリーンランド
7. ヴェネツィアの運河
8. ケープ・タウン、テーブル・マウンテン
9. ドゥブロブニク
10. 富士山

　なお、BAではロンドン／ニューアーク、トロント、オースティン、成都、ハイデラバード線で6機のボーイングB787型機を使用中。同機については窓の面積が他の機材よりも約30％大きいことから、空からの景色を楽しむことに適した機材と評価している。BAでは現在、合計で42機のB787型機を注文している。