阪急交通社、社長交代、松田常務が就任へ-生井氏は会長に
阪急交通社はこのほど、4月1日付の代表取締役社長の交代について内定した。現取締役常務執行役員で西日本営業本部長を務める松田誠司氏が就任し、現代表取締役社長の生井一郎氏は代表取締役会長に就く。
阪急交通社によると、阪急阪神ホールディングス体制の中核会社として1年が経過し、旅行事業がコア事業として一定の目途が立ち、加えてトラピックスは今年25周年で、今後の国内旅行市場でのシェア拡大とグローバル展開を視野に入れて更なる成長に向けた経営管理体制の強化、充実をはかったという。
松田氏は1977年に阪急交通社に入社し、2004年には旅行事業本部東日本営業本部メディア営業部長に就任。その後は執行役員として旅行事業本部の九州営業本部長とメディア営業部長を経験し2009年には取締役執行役員となり、九州営業本部長、西日本営業本部長を歴任。2012年より現職に就いていた。
なお、阪急交通社ではこのほか役員の人事異動、組織の一部改正、部長級人事も内定。また、阪急阪神ビジネストラベルでも代表取締役社長の交代と役員の人事異動を内定している。詳細は関連記事の通り。