全日空、羽田11枠すべて就航、成田は一部運休・減便も-14年夏

  • 2013年12月9日
NHのB787型機(クリックでフォトニュースに移動)

 全日空(NH)は2014年夏スケジュールで、先ごろ配分された2014年夏ダイヤ以降の羽田空港の昼間時間帯発着枠11便分についてすべて就航する計画だ。12月9日に国際線路線便数計画を発表した。これにより、NHが羽田から昼間時間帯に就航するデスティネーションは5地点8便から13地点16便となる。

 内訳はロンドン、パリ、ハノイ、ジャカルタ、マニラ、バンクーバーが1日1便ずつで新規就航、バンコク、シンガポールが1日1便ずつの増便。ドイツの1日2便分と中国・北京への1日1便分は、運航スケジュールなどを確定してから改めて案内する。また、羽田でのラウンジ拡張やサービスの刷新なども予定している。

 一方、成田については一部便で運休や減便、運航スケジュールの変更を実施する。羽田は都心部からのアクセスの良さと内際乗継による需要に対応し、成田は羽田と異なる時間帯に運航することで利便性を向上するほか、北米/アジア間の需要を取り込む。

 なお、2014年夏ダイヤの国際線路線便数計画では、期間運休していた中部/上海線の運航再開も盛り込んでいる。運航スケジュールを確定した路線の航空券販売は、羽田/バンコク線で12月10日に開始し、以降12月24日までに順次始めていく。

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