阪急交通社グ、8月の海外旅行は21.3%減-業務渡航2社は前年超え

  • 2013年10月21日

 阪急交通社グループ3社(※)の2013年8月の旅行取扱概況によると、海外旅行は前年比21.3%減の214億1294万円だった。3社のうち、阪急交通社単体では24.1%減の186億1184万円となった。同社によると、中南米や、中国、韓国、台湾以外のアジア方面は好調に推移し前年を上回ったが、その他の方面で前年を下回ったという。

 一方、阪急阪神ビジネストラベルは2.9%増の28億5725万円と増加。企業の進出が活発なインドネシア、ベトナム、シンガポールなどが好調だったほか、北米や欧州方面も堅調に推移した。阪神トラベル・インターナショナルもヨーロッパ方面が堅調で、4.8%増の4億5309万円と前年を上回った。

 海外旅行以外では、国内旅行が3社計で12.2%増の123億6971万円。阪急旅行社では東海、中国地方面が前月に引き続き大きく伸びた。また、阪急阪神ビジネストラベルでは、団体旅行の取扱が増加。阪神トラベル・インターナショナルでは引き続き企業からの需要が好調だったとしており、3社全て前年を上回る結果となった。

 このほか、外国人旅行は44.6%増の3663万円、全体は11.6%減の338億1928万円だった。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル