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日系2社、羽田昼間全便就航へ-14年夏ダイヤ申請

  • 2013年10月13日

 日本航空(JL)と全日空(NH)は10月10日、先ごろ発表された羽田の昼間時間帯発着枠の配分を受け、IATA(国際航空運送協会)に対し2014年夏ダイヤの路線を申請した。

 NHは配分された11枠の全てで路線を申請。「権益を11枠全て行使する」方針(NH広報室)だ。また、成田についても「スロットエントリーという意味では、今までと同レベル」を申請したと説明。ただし、市場の動向や競合他社の状況を見極めながら、今後NHの路線計画を決定するとしており、状況次第では「減らすこともあるかもしれない」と述べた。

 また、JLも割り当てられた5枠の路線全てを申請。同社は国土交通省の配分を「到底承服できるものではない」とし、配分の是正を求めて国土交通省宛に文書を提出していた。しかし、10月10日時点で国交省から返答がなかったことから、「これで良しというわけではない」(JL広報部)が、まずは5路線を申請したという。今後は国交省に対し、是正の配分を求めるとともに、提出した文書に対する回答を待ちたいとしている。