阪急交通社、6月海外旅行は10.9%減-中国や韓国などの減少響く
阪急交通社グループ3社(※)の2013年6月の営業概況で、海外旅行の取扱額は前年比10.9%減の269億4661万円となった。このうち、阪急交通社は11.4%減の243億9555万円で、5ヶ月連続で前年割れ。6月は北米、中南米が好調に推移したが、中国、韓国、台湾が前年を下回る結果となった。
阪急阪神ビジネストラベルは、6.6%減の26億6350万円であった。インドネシアや台湾への渡航が増加し、北米や欧州方面は前年を上回ったが、中国、インド、タイが前年を下回った。阪神トラベル・インターナショナルも12.3%減の3億1655万円と減少。中国、韓国への海外出張が伸び悩んでいるという。
国内旅行は阪急交通社が10.7%増の114億5696万円、阪急阪神ビジネストラベルが4.6%減の2億5156万円、阪神トラベル・インターナショナルが前年並みの2602万円となり、合計で10.5%増の115億9847万円。外国人旅行は45.0%増の4506万円で、総取扱額は5.3%減の385億9014万円であった。
※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル