アエロメヒコ、成田にB787決定、座席も増加-来春には増便へ
アエロメヒコ航空(AM)は10月14日から、成田/メキシコシティ線にボーイングB787型機を投入する。AMではB787型機の初号機を8月前半に、2号機と3号機を9月に受領する予定だ。
成田線は現在B767型機で運航しているが、機材変更により座席数が171席(ビジネス30席、エコノミー141席)から243席(ビジネス32席、エコノミー211席)に増加。週3便のいずれもB787型機に入れ替えるという。
AM日本支社長の加藤欣弥氏によると、現在は需要が好調で特に法人需要は「右肩上がり」。日本の自動車メーカー各社がメキシコでの工場建設を進めており、2015年に予定される工場の稼働時には関連企業の渡航も増えることが期待されるという。
こうした市場動向に対して、「もともとは増便後の機材変更を検討していたが、機材変更を先行した」といい、週4便への増便も2014年春の実現をめざす方針だ。
なお、AMでは合計19機のB787型機を発注。機材の受納後、まずは10月1日にメキシコシティ発着のモンテレイ線とティファナ線で運航を開始し、10月2日から13日までの間にメキシコシティ/ニューヨーク線にも導入。このほか、パリ線での運航も予定している。