メキシコ・メキシコシティ郊外、「ポポカテペトル山」火山活動に伴う影響

  • 2013年7月8日

 メキシコシティ東部75km程に位置する「ポポカテペトル山」の火山活動に伴う火山灰の影響が出ております。

 火山の警戒レベルは「黄色フェーズ2」と上から4番目となり、近隣地区の住民でも避難の必要ないレベルにあります。なお本年3月までは「黄色フェーズ3」と現在より高い警戒レベルにあったことを考えると、危険度はやや下がっている状況です。

 このような状況にあるものの一昨日は99回、昨日は95回の小規模噴火が発生し、この噴火で排出された火山灰の影響によりメキシコシティ国際空港、及びトルーカ空港を離発着するフライトに大きな乱れが生じております。

 現地時間昨日、アラスカ航空、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、USエアー等の米系航空会社は間引き運行を実施し、メキシコシティ行き、トルーカ行き計90便の運航を見送るなど、メキシコへ向かうお客様に遅延などの影響が出ております。

 一方でメキシコ系の航空会社であるアエロメヒコやインタージェット等は、平常通りの運航を続けております。

 また新しい情報が入り次第お知らせいたしますが、当該地域発着のフライトをご利用予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会