JTB首都圏は、6月21日に横浜市に開業した商業施設「MARK IS みなとみらい」で「JTBみなとみらい店」の営業を開始した。同店は「家族旅行」を提案する新たなコンセプト店として位置づけ、3世代、母娘など様々な形態の家族旅行を楽しめるよう情報を発信する。

　店内は図書館をイメージしてデザインし、ブース4ヶ所と、テーブル全体がタッチパネルになった「ディスカッションテーブル」を設置。このディスカッションテーブルでは、国内、海外合わせて約80種類のコンテンツから数多くの写真や動画を閲覧することができるという。複数人がテーブルを囲んで相談できることから、家族客の利便性が高まると見る。

　このほか、店舗外壁には大型モニターを設置。AR機能を活用し、カメラに映った利用者がモニターの画面上ではハワイにいるかのように映し出されるようにし、思わず足を止める仕掛けとした。

　なお、JTB首都圏ではウェディング専門の旗艦店舗やトラベルカフェとの一体型店舗など、テーマ性の高い店舗の展開に取り組んでいるところだが、家族をテーマとするのは今回が初めて。「MARK IS みなとみらい」がファミリー層もコアターゲットとしており、親和性が高いという。