イースター航空、成田増便を延期、来夏に持ち越し-B737受領の遅れで
イースター航空(ZE)は、2013年夏スケジュール中に予定をしていた成田/仁川線の増便を延期する。ZEのGSAを担当するグローバルブルーによると、新機材として受領予定だったボーイングB737-800型機2機が、B787問題などの影響で納入が遅れているため。いつ頃受領できるかは現時点では未定だという。
ZEは現在B737を8機保有。当初は6月に新機材1機を受領後、7月から成田/仁川線を1便増便しダブルデイリーで運航する予定で、スロットも確保済みだった。同路線のロードファクターは80%以上となっており、日本発のアウトバウンドは竹島問題の影響後伸び悩んでいるが、インバウンドは好調に推移しているという。
今後は機材受領のタイミング次第ではあるが、2014年夏スケジュールでの増便をめざす。需要が高まる夏シーズンに合わせて増便する方針だ。また、日本発の需要動向をみながら、中部、仙台/韓国線の就航も検討していきたい考え。夏は札幌、冬は九州への季節運航便や、各地方からのチャーターについても、機材が揃い次第検討していきたいとした。