阪急交通社、4月の海外旅行は11%減、中韓低迷が影響

  • 2013年6月12日

 阪急交通社グループ3社(※)の2013年4月の営業概況で、海外旅行の取扱額は前年比11.0%減の222億8120万円となった。このうち阪急交通社は12.1%減の195億7417万円で、中国と韓国の低迷が響いたという。ただし、北米、中南米、ハワイ、オセアニアは好調に推移した。

 阪急阪神ビジネストラベルは3.2%減の28億2024万円。中国への渡航は低調であった一方、タイ、インドネシア、インドなどが増加。阪神トラベル・インターナショナルも中国などについて出張需要が伸び悩んだが、5.1%減の3億3188万円となった。

 なお、3社合計の国内旅行取扱額は7.4%増の137億1492万円と好調で、外国人旅行も91.8%増の1億7968万円。合計は4.5%減の361億7581万円となった。


※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル