日本航空、羽田/中部線を新設、国際線に接続へ-路便計画発表
日本航空(JL)は1月22日、2013年度の国際線と国内線の一部について路線便数計画を発表した。この中で、国内線では羽田/中部線に3月31日から1日1便で就航し、羽田の深夜早朝時間帯に設定している国際線との乗継便として設定する。
また、国際線では関空/ソウル(金浦)線を1日2便から1日1便に減便する一方、ビジネスクラスのサービスを再開し、全席に個人用モニターを設置した機材で運航。ピーチ・アビエーション(MM)の就航などによる競争の激化や竹島問題など市場環境が変化する中で、需要に合わせた供給量の削減と、機内サービスの向上をはかる。
このほか、国内線では3月31日に伊丹発着の松山、函館、三沢便を再開。松山は1日3便、函館と三沢は1日1便運航する。さらに、羽田/札幌線や羽田/那覇線、伊丹/札幌線など18便は増便する。増便の詳細は下記の通り。
なお、関空/金浦線以外の国際線については、ボーイングB787型機の運航再開時期などを見極めて改めて公表するという。
▽JL、13年度路便計画(一部)
・羽田/中部線運航スケジュール
JL146便 NGO 20時45分発/HND 21時45分着
JL141便 HND 08時10分発/NGO 09時10分着
※JL146便は羽田発のホノルル、サンフランシスコ、パリ、シンガポール、バンコク便に、JL141便はシンガポール、バンコク、パリ発の羽田着便に接続可能。また、JL141便から中部/天津線のJL841、840便への乗り継ぎも可能。
・国内線増便詳細
※(路線:増便後便数/増便前便数/時期)
羽田/札幌便:18便/17便/13年3月31日~
羽田/那覇便:14便/13便/13年3月31日~
伊丹/札幌便:3便/2便/13年5月1日~
伊丹/福岡便:5便/2便/13年3月31日~
伊丹/仙台便:7便/6便/13年3月31日~
伊丹/花巻便:4便/3便/13年3月31日~
伊丹/新潟便:4便/3便/13年3月31日~
伊丹/大分便:3便/2便/13年3月31日~
伊丹/宮崎便:6便/5便/13年3月31日~
関西/那覇便:4便/3便/13年4月16日~6月30日
札幌/女満別便:4便/3便/13年8月1日~8月31日
札幌/青森便:4便/3便/13年8月1日~8月31日
札幌/秋田便:4便/3便/13年8月1日~8月31日
札幌/花巻便:4便/3便/13年3月31日~
札幌/仙台便:6便/5便/13年8月1日~8月31日
福岡/松山便:7便/6便/13年3月31日~
鹿児島/松山便:2便/1便/13年3月31日~
鹿児島/屋久島便:6便/5便/13年3月31日~
※便数は1日あたり