札幌雪まつりで訪日客の受入環境を整備-官民が協力

  • 2012年12月27日

 札幌市とビザ・ワールドワイド(VISA)、JTB北海道は共に、札幌雪まつりの開催期間中、訪日観光客の受入環境整備を実施する。「さっぽろシティプロモート戦略」をすすめる札幌市と、訪日外国人の受入を推進しているVISAが連結協定を締結し、JTB北海道が橋渡しとなって実現したもの。

 取り組みとして、2013年1月28日から2月28日の間、訪日観光客の歓迎と国際観光都市のピーアールのため、さっぽろ地下街、札幌狸小路商店街、札幌四番街商店街にて、英語、簡体字、繁体字、韓国語の4ヶ国語での歓迎フラッグを掲示する。また、「TRAVELER Wi-Fi STATION(仮称)」を2月4日から2月11日まで札幌地下歩行空間と札幌雪まつり10丁目会場に、1月28日から2月28日まではさっぽろテレビ塔に設置。観光案内や無料Wi-Fiを提供する。

 第64回さっぽろ雪まつり公式パンフレットは、英語、簡体字、繁体字、韓国語の4ヶ国語で書かれた外国語版を2万部発行する。パンフレットには「Visa Wi-Fiサービスエリア(仮称)」や外国人旅行者が利用できるATMの場所などの情報を掲載している。