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観光庁、アミューズトラベル登録取消、反論「合理性なし」

  • 2012年12月19日

 観光庁は12月19日、アミューズトラベル(アミューズ)に対する行政処分として同社の旅行業登録を取り消した。10月末から11月初めにかけて催行し、遭難事故が発生した万里の長城ツアーで下見が不十分であったことや、国内バスツアーで保管を義務付けられている運送引受書に不備があったことなど合計6点について旅行業法違反があったと判断したもの。

 観光庁の処分理由についてアミューズは、12月18日に観光庁が開催した意見陳述の機会である聴聞の場に陳述書を提出し、一部の要件を満たしていなかった点は認めつつ、4項目について反論し法的な根拠の説明を求めた。観光庁では、アミューズ側の主張について「合理性がなく、(処分の方針が)くつがえる事実はなかった」と説明した。