アシアナ航空、茨城/仁川間のチャーター運航へ-1月末に
アシアナ航空(OZ)は2013年1月18日と20日に、茨城/仁川間のチャーターを実施する。機材はエアバスA321型機の177席。インバウンド、アウトバウンド双方の需要を見込む。
OZは茨城空港が開港した2010年3月12日から茨城/仁川線を運航していたが、震災の影響で運休。OZにとって同路線は震災後初めての就航となる。
茨城県企画部空港対策課によると、震災の風評被害で韓国からのインバウンドが減少するなか、予算を投じてインバウンドツアーの誘致を強化しており、今回のチャーター便もその一環としてOZに働きかけた。チャーター便を成功させることで、OZの定期便再開のきっかけとしてつなげていきたい考えで、韓国の旅行会社に対し、商品造成の支援をおこなうなどサポートもおこなっているという。今回が成功すれば、2月末に第2弾を実施したいとした。
一方、アウトバウンドについてはOZ側が主体的にセールス活動を実施。ジェイティービー(JTB)、エイチ・アイ・エス(HIS)、読売旅行、ツアー・ウェーブが商品を造成した。今後の茨城線再開の可能性は「日韓双方の需要の動向を見ているところ」という。