「乗換案内」のジョルダン、イーツアー買収、旅行事業加速

  • 2012年11月27日

 電車などの経路検索サービス「乗換案内」を提供するジョルダンは11月26日、イーツアーの発行済株式の71.7%を取得し、子会社化した。イーツアーはオンライン専門の旅行会社で、ジョルダンでは今回の買収により従来取り組んできた旅行関連の事業展開の加速と、新たなサービスの投入の可能性も見込んでいるという。

 ジョルダンは、第1種旅行業およびIATA公認代理店としてウェブサイト「乗換案内トラベル」を運営しており、JATA会員リストによると旅行部門の従事者は23名。イーツアー子会社化についてジョルダンでは、オンライン販売の強化が主目的と説明。乗換案内を利用する多くの消費者に対して、イーツアーの商品や商品の販売システムを活用することで、収益化と相乗効果の創出をめざす。

 具体的な連携の方向性は今後検討していくが、イーツアーのウェブサイトは現時点では存続する見通し。また、イーツアーは海外航空券やダイナミックパッケージを強みとしているが、ジョルダンとしては「移動に関わるものは何でも取り組む」方針で、すでに海外の乗換案内にも着手していることから、海外旅行でもシナジー効果を見込んでいるという。

 なお、イーツアーは2012年3月に、格闘技イベント「K-1」の興行などの事業を展開するEMCOMホールディングスの子会社となっており、今回はジョルダンがEMCOMの保有していた全株式を取得した。取得した株式は8330株で取得額は2億円。残りの株主はイーツアー前代表の公文雅人氏が14.5%、旅キャピタルが13.8%となっている。