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デルタ航空、羽田/デトロイト線運休へ-9月末まで運航

  • 2012年8月19日

 デルタ航空(DL)は9月末、羽田/デトロイト線を運休する。同路線は昨年の震災による需要減を理由に2011年9月から運休し4月末に運航を再開したところだが、デトロイト発は今年9月29日、羽田発は9月30日まで継続した後、運航を取りやめることを決めた。

 DLでは7月30日に、米国運輸省(DOT)に対して羽田/デトロイト線で使用している発着枠の羽田/シアトル線への振り替えについて許可を求めており、現在はDOTに競合他社など関係各所からの意見が寄せられている。

 航空会社からの意見では、すでに発着枠を得ているアメリカン航空(AA)は、発着枠の柔軟な活用が可能となることに期待して賛成。また、DLとコードシェア提携しているアラスカ航空(AS)も賛成している。

 一方、ユナイテッド航空(UA)とハワイアン航空(HA)は反対を表明。UAは、DLのデトロイト線発着枠をUAに移し、羽田/サンフランシスコ線の開設を認めるよう要望。認められれば、90日以内にデイリーで就航する用意があるとしている。HAも同様に、羽田/ハワイ線の増便を訴えている。