お盆の国際線需要、全方面好調-JAL・ANA予約数9.4%増

  • 2012年8月2日

 日本航空(JL)と全日空(NH)が8月2日に発表したお盆期間(2012年8月10日~8月19日)の国際線予約状況で、2社合計の提供予定座席数は前年比4.5%増の52万5849席、予約数は9.4%増の46万3875人で推移している。2社ともに全方面が好調としており、予約率は4.0ポイント増の88.2%増となった。

 JLは、座席数を0.1%増と前年並みを維持したところ予約数が5.1%増となり、予約率は4.2ポイント増の89.2%。方面別では、欧米の長距離線とハワイ、グアムが9割を超える予約率となっており、アジアやオセアニア、中国、台湾、韓国なども間際で高い伸び率を示しているという。



 一方、NHは座席数が10.2%増、予約数が15.1%増で利用率は3.7ポイント増の87.0%。方面別の予約率では特にホノルル線が97.5%と好調で、北米線も90.7%となっている。


※予約率の前年比は推計値