マリオット、中国人向けサービス強化、全世界で新プログラム

  • 2012年7月10日

 マリオット・インターナショナルは2013年前半までに、アジアをはじめとする世界中のマリオットブランドのホテルで、中国人宿泊客向けのサービスを強化する。対象はJWマリオット、ルネッサンス、マリオット・ホテル&リゾート、コートヤードなどのマリオットブランドのホテルで、独自の接遇プログラム「礼遇(Li Yu)」を導入する。

 「礼遇」は中国語で「礼を尽くしてもてなす」ことを意味し、中国人宿泊客向けにアメニティやサービスを用意。サービスはホテル予約時から始まり、ホテル予約確認の通知は、中国語で書かれた封書またはメールで受け取ることができるようにする。

 また、到着時にはフロントデスクで中国語を話すホテルスタッフが出迎えるほか、客室には中国語のテレビ番組や情報誌、中国茶などを用意。さらに、中国で縁起の良い数とされる6や8の付いた部屋をアサインするなど多様な取り組みを実施する。